ヴィラデストワイナリー プリマベーラ メルロー2018
日本ワイン ヴィラデストワイナリー「プリマベーラ メルロー2018」を飲みました。

先日に開催された『ヴィラデストオンラインワイナリーツアー』に合わせて飲んだワインです。
◆ワイナリーについて◆
ヴィラデストワイナリーは、エッセイスト・画家の玉村豊男氏が長野県東御市に立ち上げたワイナリー。
1992年よりメルローとシャルドネの栽培を始め、当初は委託醸造により自身が飲むためのワイン造りを行っていましたが、次第に情熱が高まり、2003年にワイナリーが開設されました。
ワイナリー開設以来、畑を徐々に拡大し、現在は約12haの広さに。
自社畑では、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、ピノ・ノワール、ゲヴェルツトラミネールなどの欧州系品種が栽培されています。
造られるワインは、自社畑のほか、協力関係にある農家の畑のブドウを使用した長野県産ブドウ100%ワイン。
2008年の洞爺湖サミット、2016年の伊勢志摩サミット、2019年大阪サミットなどで各国の賓客らに振舞われるなど、日本を代表する生産者として地位を築きつつあります。
◆飲んだワインについて◆
今回飲んだのは、自社畑と栽培農家が生産したメルローを使用して造られた『プリマベーラ メルロー2018』。
このワイナリーの中では手頃な価格帯のワイン。
上位クラスに「ヴィニュロンリザーブ メルロー」や「タザワ メルロー」があります。(5,000円越え)
醗酵はステンレスタンク。
熟成は225Lのフレンチオーク樽にて10ヵ月。その後瓶熟成6ヵ月とのこと。
【生産者】
ヴィラデストワイナリー
【ワイン名】
プリマベーラ メルロー
【ヴィンテージ】
2018年
【主要品種】
メルロー
【ブドウ産地】
長野県東御市、小諸市、上田市
【生産本数】
3,759本
【購入価格】
約3,000円
色は中程度に深みのあるルビー。
グラスに鼻を近づけると、ブラックベリー、カシス、ブルーベリー、プルーン、スミレなど、黒や紫を想起する果実や花の香りを豊かに感じます。
温度の上昇とともに、ハーブやピーマンのような緑の香り、クローブなどのスパイス香を感じたため、調べてみるとカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされているみたい??
また、燻したようなスモーキーな香りも少し感じられます。
口に含むと、最初は赤いベリー系果実の味わいがメイン。その後は次第にブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実が表情を現わします。
果実味にはまろやかな甘みが備わっていて、丸みのある口当たり。
樽の風味が比較的豊かに溶け込んでいます。
やや強めのフレッシュな酸味がボディを引き締め、重たさは感じません。
柔らかなタンニンも心地よく、しなやかな体躯です。
ハッキリとした強さはないものの、土のついたキノコ、ハーブ、種子の苦味などが現れ、アフターは少しビターな印象に。
最後はほのかな旨味を感じてフィニッシュ。
果実味には程よい凝縮感があり、そして、こなれた樽の風味もしっかりめに入っていて飲みごたえは中々に充分。
カジュアルなボルドー右岸ワインに通ずるところもあり、ブラインドで飲んだら日本ワインと分からないかも。
日本ワインとしてこのような味わいを演出できるのであれば、より上位のワインがどういう味わいなのか気になりますね。
折を見て試してみようと思います。
アタック:
(軽) 1 2 ③ ④ 5 (強)
甘味:
(辛) 1 2 ③ 4 5 (甘)
酸味:
(弱) 1 2 3 ④ 5 (強)
渋味:
(少) 1 2 ③ 4 5 (多)
余韻:
(短) 1 2 ③ 4 5 (長)
【評価】
3.3 / 5.0点

先日に開催された『ヴィラデストオンラインワイナリーツアー』に合わせて飲んだワインです。
◆ワイナリーについて◆
ヴィラデストワイナリーは、エッセイスト・画家の玉村豊男氏が長野県東御市に立ち上げたワイナリー。
1992年よりメルローとシャルドネの栽培を始め、当初は委託醸造により自身が飲むためのワイン造りを行っていましたが、次第に情熱が高まり、2003年にワイナリーが開設されました。
ワイナリー開設以来、畑を徐々に拡大し、現在は約12haの広さに。
自社畑では、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、ピノ・ノワール、ゲヴェルツトラミネールなどの欧州系品種が栽培されています。
造られるワインは、自社畑のほか、協力関係にある農家の畑のブドウを使用した長野県産ブドウ100%ワイン。
2008年の洞爺湖サミット、2016年の伊勢志摩サミット、2019年大阪サミットなどで各国の賓客らに振舞われるなど、日本を代表する生産者として地位を築きつつあります。
◆飲んだワインについて◆
今回飲んだのは、自社畑と栽培農家が生産したメルローを使用して造られた『プリマベーラ メルロー2018』。
このワイナリーの中では手頃な価格帯のワイン。
上位クラスに「ヴィニュロンリザーブ メルロー」や「タザワ メルロー」があります。(5,000円越え)
醗酵はステンレスタンク。
熟成は225Lのフレンチオーク樽にて10ヵ月。その後瓶熟成6ヵ月とのこと。
【生産者】
ヴィラデストワイナリー
【ワイン名】
プリマベーラ メルロー
【ヴィンテージ】
2018年
【主要品種】
メルロー
【ブドウ産地】
長野県東御市、小諸市、上田市
【生産本数】
3,759本
【購入価格】
約3,000円
色は中程度に深みのあるルビー。
グラスに鼻を近づけると、ブラックベリー、カシス、ブルーベリー、プルーン、スミレなど、黒や紫を想起する果実や花の香りを豊かに感じます。
温度の上昇とともに、ハーブやピーマンのような緑の香り、クローブなどのスパイス香を感じたため、調べてみるとカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされているみたい??
また、燻したようなスモーキーな香りも少し感じられます。
口に含むと、最初は赤いベリー系果実の味わいがメイン。その後は次第にブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実が表情を現わします。
果実味にはまろやかな甘みが備わっていて、丸みのある口当たり。
樽の風味が比較的豊かに溶け込んでいます。
やや強めのフレッシュな酸味がボディを引き締め、重たさは感じません。
柔らかなタンニンも心地よく、しなやかな体躯です。
ハッキリとした強さはないものの、土のついたキノコ、ハーブ、種子の苦味などが現れ、アフターは少しビターな印象に。
最後はほのかな旨味を感じてフィニッシュ。
果実味には程よい凝縮感があり、そして、こなれた樽の風味もしっかりめに入っていて飲みごたえは中々に充分。
カジュアルなボルドー右岸ワインに通ずるところもあり、ブラインドで飲んだら日本ワインと分からないかも。
日本ワインとしてこのような味わいを演出できるのであれば、より上位のワインがどういう味わいなのか気になりますね。
折を見て試してみようと思います。
アタック:
(軽) 1 2 ③ ④ 5 (強)
甘味:
(辛) 1 2 ③ 4 5 (甘)
酸味:
(弱) 1 2 3 ④ 5 (強)
渋味:
(少) 1 2 ③ 4 5 (多)
余韻:
(短) 1 2 ③ 4 5 (長)
【評価】
3.3 / 5.0点